きれいな水

豊富に湧くきれいな水
小高い山のてっぺんに建つ養鶏場


鶏はきれいな水と空気が、何よりも大事な生き物です。
森養鶏場では、「きれいな水と空気で、健康な鶏を育てたい」との考えのもと、福岡県朝倉市の小高い山の上に鶏舎を建てています。

きれいな水

鶏の飲み水は、上須川地区から湧き出す豊富な地下水。昔から飲用や煮炊きに使われてきたまろやかで美味しい水を、水質検査をして鶏舎に引いています。

小高い山

鶏舎のある標高100mの小高い山からは、遠く筑後平野が望めます。穏やかな風が森の木々を通り抜け、常に新鮮な空気を運んできてくれる場所です。


昔ながらの開放鶏舎

鶏の住まいは、
昔ながらの開放鶏舎


鶏は本来、呼吸器系がとてもデリケート。

鶏がかかる病気の多くは、呼吸器系の疾患です。通常、閉め切った鶏舎内での養鶏は、予防のために抗生物質や除菌剤を多く使用しますが、森養鶏場では、これらをいっさい使用せず、自然のチカラを借りて鶏を育てています。

常に澄んだ空気が入るように設計された鶏舎の中で、鶏たちは自然の光や季節の移ろいを感じながら暮らしています。

健康状態をチェック

風の強い日や厳しい寒さのときは、鶏舎に備え付けてあるカーテンを下ろして防ぎます。採卵の際は、スタッフが毎日鶏と顔を合わせ、一羽ずつ健康状態をチェックしています。


こだわりの餌

高い「抗酸化力」を持つ喜八郎卵
卵づくりを支える、こだわりの餌


高い抗酸化作用があり、老化の防止、生活習慣病の予防・改善、ホルモンバランスを整える効果があるといわれる「ビタミンE」。

「喜八郎卵」は、ビタミンEの含有量は通常卵の6倍以上((財)日本冷凍食品検査協会分析値F8930321号による、可食部100gあたりビタミン:6.7mg)も含まれています。

また、健康な鶏が産んだ卵は、味だけでなく見た目も違います。
しっかりとした殻を割ると、液状の卵白、濃厚な卵白、卵黄の三層構造がはっきりと分かる卵が顔を出します。

こだわりの餌

森養鶏場の「喜八郎卵」は、卵が持つ特有の生臭さが無く、コクのある濃厚な黄身が特徴。この卵づくりを支えているのが、酵母菌や乳酸菌などの有用微生物を独自配合した植物性の餌です。


植物性飼料

遺伝子組み換え不使用の
植物性飼料


鶏のごはんは、非遺伝子組み換えの植物性飼料のみ。コストは高くなりますが、何よりも安心・安全を追求しています。動物性飼料、抗生物質等の薬品などは、一切使っていません。

非遺伝子組み換えの植物性飼料

余談ですが、鶏舎内で出る鶏糞で醗酵鶏糞堆肥を作っています。この薬品等が入っていない上質の堆肥を地元の農家さまなどへお分けし、一つの循環が生まれています。

有用菌

様々な
有用菌


鶏の健康を促すため、植物性飼料の中には、酵母、乳酸菌、枯草菌、オリゴ糖などの有用菌を配合。サルモネラ対策もしています。腸内環境が整っている健康な鶏が産んだ卵は、生臭さがまったくありません。

赤パプリカ


パプリカ


植物性の餌のみで、コクのある黄身をつくりたい。行き着いたのが、ビタミン・ミネラルが豊富な赤パプリカでした。濃厚な黄身はお菓子作りにもピッタリで、ベーカリーショップやスイーツショップさまからも、評価をいただいています。

衛生管理

徹底した
衛生管理


森養鶏場では、社員による衛生面の取り組みに加え、毎月、保健所のスタッフによる衛生検査及び指導を仰ぐなど、二重チェック体制で衛生管理を強化しています。

衛生管理

生き物を育てる上で、衛生管理は何よりも大事。鶏の血液検査や健康チェックなど、プロによる細やかな指導を仰ぎ、管理体制を徹底しています。